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ラスタータイル洗浄の怖さ

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ラスタータール洗浄の怖さ

ラスタータイルは釉薬をかけ焼成したタイルの上ににMn(マンガン)Cr(クロム)Fe(鉄)Tio2(二酸化チタン)等の金属膜を再度焼き付けたものです。

紫外線により劣化したラスタータイルの洗浄では

  1. 強い衝撃(摩擦・こすり)を与えると釉が剥がれてしまいます。
  2. 強い酸性を与えると劣化した釉が溶けてしまいます。
  3. 中性洗浄剤では落ちない目地のセメントの水溶物(カルシムム)と煤煙汚れが一体化しています。

ラスタータイルの洗浄で起こる変色の事故の殆どは

  1. 中性で落ちなく強くこする
  2. 安易な酸性の希釈
  1. ラスタータイルは最初、金属の色彩(光沢)をタイル壁面に実現したいとの発想から始まりました。
  2. 一般の磁器タイル等と製造方法は異なり、低温約700℃位で焼成されます。磁器タイルは1200℃~1300℃
  3. ラスタータイルの調合には重金属多く含まれている事が特徴です。
  4. 製造では低温焼成を行う為、強い還元焼成であり、釉になるための長石にNa系とK系を使用し共晶反応を用います

低温焼成されたラスタータイルは

  1. 表面釉は一般のタイルと比べて薄く、顔料部分には重金属が還元されているので、表面下は黒くなっています
  2. 低温焼成なので、表面釉は柔かい事が特徴です。
  1. 表面の釉薬が剥がれないように強くこすらずに汚れが落ち、ラスタータイルを傷めない限りなく中性に近い酸性洗剤
  2. 釉が剥がれない施工方法と手順が重要です
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